映画『オールド・ボーイ4K』のあらすじ・解説・みどころ・感想

韓国

2003年11月21日 に韓国で公開され話題になった作品で、2022年5月6日に『オールド・ボーイ4K』デジタルリマスター版として今回公開されました。

この記事では、映画『オールド・ボーイ4K』デジタルリマスター版のあらすじ(ネタバレなし)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『オールド・ボーイ4K』デジタルリマスター版の公式予告編

《オールド・ボーイ  予告編》

15年間、理由もわからず監禁され続けた男が突然解放されます。
なぜ自分は監禁されたのか、誰が黒幕なのか。果たして監禁した目的は何なのか。
男の驚愕の復讐劇が始まります。
誰も予想しなかった衝撃の結末が訪れます。
日本の漫画が原作、鬼才パク・チャヌク監督がメガホンをとり、全世界を震撼させたノンストップサスペンス映画。

映画『オールド・ボーイ4K』デジタルリマスター版のあらすじ(ネタバレなし)

寒河江の平凡な会社員のオ・デスは、ある夜悪酔いし結果、何者かに連れ去られてしまいます。

場所もわからない、どこかの小部屋に監禁され、デスは部屋にあるテレビで、監禁中に自分の妻が殺害され、自分が犯人として指名手配されていることを知り絶望します。

しかし、なんとか脱出しようと体を鍛えたりしていましたが、ある日監禁生活は突然終わりを告げます。自分を監禁したのは誰なのか、妻を殺した人物と同一なのか、15年も監禁された目的は何だったのか。

復讐の鬼と化した、オ・デスの第二の人生が始まります。やがて、物語は誰もが予想しえなかった方向に進んでいくのです。

映画『オールド・ボーイ4K』デジタルリマスター版の解説

2003年11月公開の韓国映画を2022年5月6日に4Kデジタルリマスター版として再上映されました。
監督は韓国のパク・チャヌク。
第57回カンヌ国際映画祭(2004年)でグランプリを受賞し、クエンティン・タランティーノに絶賛されました。

上映終了後10分間のスタンディングオベーションが鳴りやまなかったそうです。
主演のチェ・ミンシクはオ・デスになりきるために10キロ以上体重を増量したとのこと。

原作では監禁期間は10年間ですが、映画版では15年に変更となっています。
本作はハリウッドでリメイクされており、主演はジョシュ・ブローリンが務めました。

映画『オールド・ボーイ4K』デジタルリマスター版の見どころ

チェ・ミンシクがさえないサラリーマンから一転、ぼさぼさ髪の復讐鬼に変わっていく様が壮絶です。
作品に華を添えるカン・へジョンがとってもキュート。さつ伐とした作品の中で癒しの存在になっています。
アクションシーンは結構しっかり目にハードで、グロい描写もありますので、目をそむけたくなる方もいるかもしれません。

ストーリーに散りばめられた伏線の数々と、回収の仕方が素晴らしい。とにかく見ている人すべてが騙されるでしょう。

何故監禁したのか、ではなくなぜ今解放されたのか、に注目してほしいです。
韓国映画が世界に注目されるきっかけになった作品ではないでしょうか。

映画『オールド・ボーイ4K』デジタルリマスター版の感想

本作は自分のしたことは、人間は忘れてしまうんだなということ。その罪深さ残酷さを物語っていると思います。

伏線が随所にはられているので、しっかり見ていないとと緊張しながら観ていましたが、きちんと回収されていてさすがです。

また、人間の業の深さも描いており、ラストには賛否あるかもしれません。
人の秘密は覗いてはいけないですね。とにかくラストには驚愕です。

映画『オールド・ボーイ4K』デジタルリマスター版キャスト

役名:俳優
オ・デス    :チェ・ミンシク
ミド      :カン・へジョン
イ・ウジン   :ユ・ジテ
ノ・ジュファン :チ・デハン
パク・チョルン :オ・ダルス
ヒョンジャ   :イ・スンシン
イ・スア    :ユン・ジンソ

映画『オールド・ボーイ4K』デジタルリマスター版スタッフ

監督 :パク・チャヌク
脚本 :ワン・ジョユン、イム・ジュンヒュン、パク・チャヌク
原作 :土屋ガロン「ルーズ戦記 オールドボーイ」
製作 :キム・ドンジュ
製作総指揮 :キム・ドンジュ
音楽 :チョ・ヨンウク
撮影 :チョン・ジョンファン
制作会社 :SHOW EAST

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