映画『どらえもん のび太の恐竜』のあらすじ・みどころ・解説・感想

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日本では1980年3月15日に公開された映画『どらえもん のび太の恐竜』。

この記事では、映画『どらえもん のび太の恐竜』のあらすじ(ネタバレなし)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『どらえもん のび太の恐竜』の公式予告編

初めて映画になった日本一の人気者!1億年前へタイムマシンで大冒険!

 

国民的人気アニメ「ドラえもん」の記念すべき劇場長編アニメ第1作目

約1億年前の白亜紀を舞台に、のび太たちと恐竜・ピー助の冒険と成長を描いたストーリーです。

ある日、スネ夫に恐竜の化石(一部分)を自慢され、唯一触らせてもらえなかったのび太は、「1匹まるごとそろった恐竜の化石を見つける!」と宣言してしまいます。

スネ夫やジャイアンに笑われつつも、のび太は恐竜の卵であろう化石を掘り出したのです。

映画『どらえもん のび太の恐竜』のあらすじ(ネタバレなし)

ある日、スネ夫にティラノサウルスの爪の化石を自慢され、しずかちゃんやジャイアンは手にとって間近に見ています。

しかし、唯一触らせてもらえなかったのび太は悔しさのあまり、「1匹まるごとそろった恐竜の化石を見つける!」と宣言してしまいます。

スネ夫やジャイアンに笑われつつも、のび太は化石発掘のため町のあちこちを巡り始め、のび太は恐竜の卵であろう化石を掘り出したのです。

早速ドラえもんの道具・タイムふろしきを使って、卵を化石になる前の状態にすることにしました。
時間はかかったものの、生きた卵にすることに成功したのび太は、次に孵化させるために卵を温め始めます。
その姿は母親そのものです。

そして、いよいよ卵にヒビが入り、中からフタバスズキリュウの赤ちゃんが誕生したのです。

映画『どらえもん のび太の恐竜』の解説

1980年に公開された、ドラえもん映画シリーズの第1作目になります。

2006年と2020年に新たなストーリーを盛り込んだリメイク作品が公開されていますが、今作がなければ誕生することはなかった、記念すべき映画作品です。

脚本のひとりに原作者の藤子・F・不二雄さんが務めており、より原作者のオリジナリティが活かされています。

今作の誕生秘話としては、アニメ放送が開始された頃に、短編作品「のび太の恐竜」の続きを描く提案がキッカケで、映画製作がスタートしました。

そして、ゴールデングロス賞では最優秀金賞を受賞しています。  

映画『どらえもん のび太の恐竜』の見どころ

ストーリー冒頭は、いつものスネ夫やジャイアンに不満を持つのび太ですが、恐竜の卵の化石を偶然見つけたことから事態は一変します。

ドラえもんには頼りつつも自分自身で考え行動し、まるで母親のように卵を取り扱うのび太は、見どころのひとつです。

卵が孵化してからは、順調に母性あふれるのび太になり、大きな決断を迫られた時も逃げ出さず決めるといった、のび太の成長を見ることができます。

そして、トラブルが起こってからは、のび太だけではなく、しずかちゃんやスネ夫、ジャイアンが、葛藤しながらも決断していく姿もぜひ注目してほしいです。

映画『どらえもん のび太の恐竜』の感想

化石だった恐竜の卵を孵化させ、恐竜のピー助と出会ったことから始まる、のび太たちの冒険と成長を描いたストーリーは必見です。

楽しいことはもちろん、辛いことや悔しさなど、様々な葛藤や決断が詰まった映画作品なので、見終わった後は何とも言えない清々しさがあります。

映画『どらえもん のび太の恐竜』の登場人物・キャスト(声)

どらえもん:大山のぶ代
のび太:小原乃梨子
しずかちゃん:野村道子
スネ夫:肝付兼太
ジャイアン:たてかべ和也
ピー助:横沢啓子

映画『どらえもん のび太の恐竜』のスタッフ

監督:福冨博
脚本:藤子・F・不二雄、松岡清治
原作:藤子・F・不二雄
音楽:菊池俊輔
撮影:大地丙太郎、高橋明彦

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