映画『ポーラー・エクスプレス』のあらすじ・みどころ・解説・感想

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日本では2004年11月27日 に公開された映画『ポーラー・エクスプレス』。

この記事では、映画『ポーラー・エクスプレス』のあらすじ(ネタバレなし)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『ポーラー・エクスプレス』の公式予告編

《ポーラー・エクスプレス ・予告編》


サンタクロースって本当にいるのです。
うそでしょ、と思う方は是非本作をご鑑賞下さい。映像の魔術師であるロバート・ゼメキス監督がサンタクロースの真実を見せてくれます。
本作は疑問を持ってしまった少年がサンタクロースの真実を見せられ、成長する姿を描きます。
華麗で壮大なサンタクロースの本拠地にきっと皆さん驚かれます。

映画『ポーラー・エクスプレス』のあらすじ(ネタバレなし)

嬉しいクリスマスの最大のポイントはサンタクロースがプレゼントを持ってきてくれること。
しかしこの事実にふと疑問を持ってしまった少年がここにいました。

クリスマスの夜、訝しくベッドに入った少年でしたが、突然、蒸気機関車の激しい音が聞こえてくるではありませんか。家から飛び出すと、家の前の道路に長い列車が停車しているではありませんか。さらに車掌さんらし乗組員から「乗ってごらん」と誘われてしまいました。

こうして半信半疑の列車の旅が始まりました。中には他の少年・少女も乗っておりましたが、誰も行先を知りません。
やがて列車はポーラーすなわち北極を目指していることが分かりびっくりです。こうして北極への旅が幾多の危険を乗り越えて、見たこともない壮麗な北極の街に到着しました。
ここで信じられない大冒険が始まるのでした。

映画『ポーラー・エクスプレス』の解説

クリス・バン・オールズバーグの絵本「急行・北極号」を基にした、ロバート・ゼメキス監督によるフルCGアニメ映画です。
一旦役者による演技をモーションキャプチャーと言う装置を身に着け、動きと表情までも精密にデータに取り込みます。
それを基にコンピーター上のアニメーションに変換していく膨大な作業を経て制作されました。アニメーションだからこそ自由自在に空を飛び回り、氷の湖も滑走するスリリングな映像がたっぷりです。ミュー時間・シーンもたっぷりで、クリスマス気分に浸れます。
作品は2004年公開ですが、以降クリスマスシーズンには決まって上映され、すっかり定番として定着しております。

映画『ポーラー・エクスプレス』の見どころ

クリスマスの大冒険をリアルで壮大なスケールで描きます。ふと立ち上った素朴な疑問は誰しもが思うもの。その疑問に正面から答えを出してくれるのが本作です。
もちろんサンタクロースは本当にいるのです。それをクリスマスの一夜のスペクタクルにまとめ上げたゼメキス監督は流石です。
もともと革新的なチャレンジャーを厭わずに取り組む監督だからこそ出来たと言えましょう。
夜空を滑走する長大な列車のシーン、さらにノースポールで繰り広げられる壮大な仕掛けには息をのむ壮麗さです。名優・トム・ハンクスがなんと5役で声の出演をしております。

映画『ポーラー・エクスプレス』の感想

フルCGで人物まで描くのは従来あまりなく、その意味で革新的ですが、モーション・キャプチャーと言う最新機器を使ってますので一段と精緻な動きでした。
ただ、名優まで使っているのですから実写であればもっと素晴らしかったのではないでしょうか、と思いました。

映画『ポーラー・エクスプレス』の登場人物・キャスト

役名:俳優

父親・車掌・ホーボー・サンタクロース:トム・ハンクス
ヒーロー・ボーイ:ジョシュ・ハッチャーソン
ヒーロー・ガール:ノーナ・ゲイ
ロンリー・ボーイ:ピーター・スコラリ
知ったかぶりっ子:エディ・ディーゼン

映画『ポーラー・エクスプレス』のスタッフ

監督:ロバート・ゼメキス
脚本:ロバート・ゼメキス、ウィリアム・ブロイルズ・Jr
製作:ロバート・ゼメキス、スティーブ・スターキー、ウィリアム・テイトラー、ゲイリー・ゴーツマン
製作総指揮:トム・ハンクス、クリス・ヴァン・オールズバーグ
音楽:アラン・シルヴェストリ
撮影:ドン・バージェス、ロバート・プレスリー
編集:ジェレマイア・オドリスコル、R・オーランド・ドゥエイナス

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