映画『ライフ・イズ・ビューティフル』のあらすじ・みどころ・解説・感想

洋画

日本では1999年に公開された映画『ライフ・イズ・ビューティフル』。

この記事では、映画『ライフ・イズ・ビューティフル』のあらすじ(ネタバレなし)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『ライフ・イズ・ビューティフル』の公式予告編

《ライフ・イズ・ビューティフル ・予告編》

第二次世界大戦の頃に起きたユダヤ人迫害を、ある親子を軸に描いています。
イタリア・トスカーナの田舎町にやってきたグイドは、小学校の教師をしているドーラに一目惚れしてしまいます。
ユニークなアプローチをするグイドに、ドーラは次第に惹かれていき、2人は結ばれます。
そして、2人の間には息子のジョズエが誕生。
幸せに暮らす親子に、次第に戦争の影響が迫ってきました。

映画『ライフ・イズ・ビューティフル』のあらすじ(ネタバレなし)

第二次世界大戦が勃発する少し前の頃、ユダヤ系イタリア人のグイドは、イタリア・トスカーナの田舎町に友人と共に訪れます。
そこで出会ったのは、小学校の教師をするドーラ。
キレイなドーラに、グイドは一目惚れしてしまいます。
ドーラにはすでに婚約者がいましたが、ユニークなアプローチをするグイドに、次第に惹かれていきます。
そして、婚約パーティー会場から大胆にもドーラを連れ去るグイド。
結ばれた2人の間には、息子のジョズエが生まれ、幸せな日々が始まります。
その頃、第二次世界大戦が始まり、その影響はグイドたちにも迫っていたのです。
ユダヤ人迫害の動きが激しくなっていきます。

映画『ライフ・イズ・ビューティフル』の解説

1997年にイタリアで製作・公開された映画作品です。
様々な国でも公開され、日本では1999年に公開されました。
コメディアンであり俳優でもある、ロベルト・ベニーニが俳優としてだけではなく、監督と脚本も務めました。
アカデミー賞では、本命と言われていた俳優を抑えて、ロベルト・ベニーニが主演男優賞を受賞しています。
他にも様々な部門にノミネートされ、作曲賞と外国語映画賞も受賞しています。
カンヌ国際映画祭では審査員グランプリを、トロント国際映画祭では観客賞を、セザール賞では外国語映画賞を受賞しています。
このように、高い評価を受けているのがわかります。

映画『ライフ・イズ・ビューティフル』の見どころ

第二次世界大戦の頃に起きた、ユダヤ人迫害を描いた映画作品です。
過酷な環境を描いた心が重たくなるような内容かと思いきや、グイドのコメディタッチなシーンが一蹴してくれます。
ただ単に茶化しているのではなく、犠牲者への想いを忘れてはいない印象を受けます。
それは、収容所での息子への優しい嘘や、妻への励ましの行動など、心にグッとくるシーンが多数あるからかもしれません。

戦争中の楽しくも美しい家族愛を見ることができる映画作品です。
また、グイドとドーラを演じた2人は、プライベートでも夫婦であり、作中でも仲の良さが出ています。

映画『ライフ・イズ・ビューティフル』の感想

第二次世界大戦を描いた映画作品ですが、コミカルなシーンもあるので最後まで見ようと思える演出です。
悲惨なシーンもありますが、グイドの生き方はとても勇気づけられるものがあります。
どんな辛く悲しい状況下においても、家族のことを思うグイドをぜひ見てもらいたいです。

映画『ライフ・イズ・ビューティフル』の登場人物・キャスト

役名:俳優

グイド:ロベルト・ベニーニ
ドーラ:ニコレッタ・ブラスキ
ジョズエ:ジョルジョ・カンタリーニ

映画『ライフ・イズ・ビューティフル』のスタッフ

監督:ロベルト・ベニーニ
脚本:ヴィンチェンツォ・チェラーミ、ロベルト・ベニーニ
音楽:ニコラ・ピオヴァーニ
撮影:トニーノ・デリ・コリ

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