2022年4月29日に公開された映画『ラジエーションハウス』。
この記事では、映画『ラジエーションハウス』のあらすじ（ネタバレなし）・みどころ・解説・感想をご紹介します。
映画『ラジエーションハウス』の公式予告編
《ラジエーションハウス ・予告編》
そんな中、手厚い医療が受けられない離島での滞在を余儀なくされた甘春が、次々とトラブルに巻き込まれます。
甘春総合病院の放射線技師五十嵐唯織は、好意を寄せている放射線医甘春杏が立たされている苦境を知ります。
五十嵐は彼女を助け出す為、大きな決断を下します。
映画『ラジエーションハウス 』のあらすじ（ネタバレなし）
ラジエーションハウスのメンバーは相変わらず甘春総合病院での勤務に追われていました。
そんな中、放射線技師の五十嵐唯織はひとり落ち込んでいました。
恋焦がれる放射線医の甘春杏が、キャリアアップの為にワシントン留学を決め、間もなく旅立ちを控えていたからです。
そんなある日、突然甘春杏の元に、父危篤の連絡が入ります。
甘春の父である正一は、医師の居なかった小さな離島で診療所を開いていました。
甘春が父のもとに駆けつけた後、ほどなく父は亡くなってしまいました。
甘春は父の患者を気にかけ島に残りますが、次々とトラブルが降りかかります。
困難に立ち向かう甘春を助けようと五十嵐は立ち上がるのでした。
映画『ラジエーションハウス 』の解説
2022年4月29日に公開された大人気テレビドラマシリーズが劇場版となりました。
原作は横幕智裕さん、モリタイシさんによる漫画で、現在も集英社グランドジャンプにて連載中です。
これまで放射線技師というあまり注目されてこなかったポジションにスポットをあてた作品です。
鈴木雅之監督は、新型コロナウイルスと最前線で尽力されている医療従事者にエールを贈る為、感染症を題材としましたと話されています。
またテーマとして「助からない命と向き合う中での救い」があり、ラジエーションハウスのメンバーの葛藤が細かく描かれています。
映画『ラジエーションハウス 』の見どころ
ラジエーションハウス劇場版で見どころとなるのは、甘春の父が診療所を開いている島ののどかな風景です。
物語の後半は伊豆諸島にある架空の離島となっています。
実際のロケ地は、瀬戸内海に浮かぶ真鍋島で行われました。
天候も不安定な中、スタッフのリサーチによる晴れ間をぬっての撮影が大変だったそうです
次々と降りかかる災難から、五十嵐は甘春を守り切る事ができるのでしょうか。
そしてこの事態をきっかけに、甘春の気持ちに変化が現れるのかも見ものです。
映画『ラジエーションハウス 』の感想
原作ファン、ドラマファンも待望のラジエーションハウス劇場版が公開されました。
壮大なスケールで描かれる感染症との闘いは緊迫感が張り詰めています。
放射線技師と放射線科医そして甘春総合病院がタッグを組み1つ1つの物語を丁寧に描かれてて、とても見応えがありました。
あの幼い日の約束から”杏ちゃんのお手伝いをする”という不変で無条件の唯織の愛が実を結んだ瞬間が見れて最高の形で見せてもらえてラストシーンは幸せでした。
映画『ラジエーションハウス』の登場人物・キャスト
五十嵐唯織：窪田正孝
甘春杏：本田翼
広瀬裕乃：広瀬アリス
小野寺俊夫：遠藤憲一
黒羽たまき：山口紗弥加
軒下吾郎：浜野謙太
威能圭：丸山智己
悠木倫：矢野聖人
映画『ラジエーションハウス』のスタッフ
監督：鈴木雅之
脚本：大北はるか
音楽：服部隆之
