映画『千と千尋の神隠し』あらすじ（ネタばれナシ）・みどころ・解説・感想

アニメ

2022.07.13

2001年7月20日に日本で公開された映画『千と千尋の神隠し』。
この記事では、映画『千と千尋の神隠し』のあらすじ（ネタばれナシ）・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『千と千尋の神隠し』の予告編
映画『千と千尋の神隠し』のあらすじ（ネタバレなし）
映画『千と千尋の神隠し』の解説
映画『千と千尋の神隠し』のみどころ
映画『千と千尋の神隠し』の感想
映画『千と千尋の神隠し』の登場人物・キャスト
映画『千と千尋の神隠し』のスタッフ

映画『千と千尋の神隠し』の予告編

引っ越しの日、10歳の少女・千尋が両親とともに迷い込んだトンネルの先には、不思議な町が広がっていました。
両親はブタに変えられ、帰り道には水が溢れて引き返すことができなくなった千尋。
不思議な少年・ハクに導かれ、千尋は魔女・湯婆婆と契約しこの町で働くことになります。
不思議な世界で、仕事の大変さや人への思いやりを経験し成長の物語です。

映画『千と千尋の神隠し』のあらすじ（ネタバレなし）

引っ越しの日、10歳の少女・千尋は、両親とともに不思議な世界に迷い込みます。そこでは仕事持たない人間は、魔女・湯婆婆にブタや石炭に変身させられてしまうのです。
両親がブタに変えられ、元の世界に戻ることもできず途方に暮れていた千尋でしたが、不思議な少年・ハクに導かれ、湯婆婆と契約して神さまのための銭湯・湯屋で働くことになります。
ドジでとろいとリンに叱咤されながらも、湯屋での生活の中で仕事も心も少しずつ成長していく千尋。そしてこの世界で出会った不思議生き物たちやハクとの心の交流が描かれたファンタジー作品です。

映画『千と千尋の神隠し』の解説

「千と千尋の神隠し」は、宮﨑駿監督が原作・脚本を務め、2001年7月に公開されたアニメ作品です。
興行収入は316億8,000万円という、日本での輝かしい記録を樹立。
物語だけでくクオリティの高い美しい映像も評価が高く、第25回日本アカデミー賞では作品賞を受賞、第75回アカデミー賞ではアカデミー長編アニメ映画賞を受賞している他、第75回ベルリン国際映画祭で、最優秀作品賞にあたる金熊賞を受賞し世界的にも高い評価を受けた作品です。
2022年には世界初の舞台化され、橋本環奈さんと、上白石萌音さんがWキャストで千尋を演じ話題になりました。

映画『千と千尋の神隠し』のみどころ

宮崎駿監督がこだわった美しい映像美に心を奪われます。
映像を通してみずみずしさや鮮やかさが伝わって来るようです。冒頭の千尋の両親が食べている食事の美味しそうなこと。
湯婆婆の宝石の色彩、館の中の宝飾品と細部にわたり美しい配色もさることながら、ハクに呼ばれて、シャクナゲの花をかき分けて走り進む千尋。まるで花々が生きていて、千尋を後押ししているかのようです。
また、物語を通じて千尋だけでなく、坊の成長にも注目です。初めはワガママな駄々っ子だった坊が、しっかりと自分で立ち、千尋を助けてくれる姿に子供の成長を感じ取れると思います。