映画『流浪の月』あらすじ（ネタばれナシ）・みどころ・解説・感想

邦画

2022.07.12

2022年5月13日に公開された映画『流浪の月』。
この記事では、映画『流浪の月』のあらすじ（ネタばれナシ）・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『流浪の月』の予告編
映画『流浪の月』のあらすじ（ネタバレなし）
映画『流浪の月』の解説
映画『流浪の月』のみどころ
映画『流浪の月』の感想
映画『流浪の月』の登場人物・キャスト
映画『流浪の月』のスタッフ

映画『流浪の月』の予告編

「流浪の月」は！2020年に本屋大賞を受賞した凪良ゆうのベストセラー小説を原作としています。
監督は、李相日が務め、広瀬すずさんと松阪桃李さんによって、少女と青年が描かれました。
少女と青年の孤独を現しながら、その孤独が生んだ誤解に翻弄される物語。時が経ち、再会する二人だけが知っている真実に心を奪われることでしょう。

映画『流浪の月』のあらすじ（ネタバレなし）

10歳の少女だった更紗は、伯母に引き取られ、そこで暮らしていたものの、ある雨の日に、伯母の家に帰ることを躊躇っていました。
雨が降り頻る公園で、ただ一人孤独なまま過ぎる時間を持て余していた時、大学生だった文に出会います。
更紗の前に現れた文もまた孤独に生きていました。
更紗の事情を察した文は彼女を自分の家へと招き入れることにします。文の家で暮らすことで、ようやく心が穏やかな時間を過ごすことができた更紗にとって、そこは初めて自分が自分でいることが許される場所でした。そして更紗はそれを手にした喜びを感じていたのでした。

映画『流浪の月』の解説

2020年の本屋大賞を受賞した凪良ゆうの同名小説を原作本としています。この原作本は、2020年の年間ベストセラー1 位にも輝きました。
「悪人」や「怒り」なとでメガホンを取った李相日監督が実写化にした人間ドラマになっていて、2022年に製作され、同年5月13日に公開されています。
この映画の配給はギャガが担っています。
原作の評価が高かったことが注目へと繋がり、広瀬すずさんや松坂桃李さんが難しい役どころを、繊細かつ体当たりで演じたことも、作品の評価へと繋がっています。
原作本と映画の印象が違うという意見もある中で、そのズレを探したいという意見も出されています。

映画『流浪の月』のみどころ

文は、雨が降る公園で伯母の家に帰りたがらなかった更紗を自宅に招き入れて2カ月が過ぎようとしていました。
しかし文は、更紗を自宅に招き入れ暮らしたことで、誘拐の容疑によって、警察に逮捕されてしまうことになります。更紗と文は引き裂かれるような形で別れることになるのでした。
更紗は誘拐事件の被害者として、文は誘拐事件の加害者として、心に傷のようなものを抱えながら、時に世間の冷たい視線に晒されることになります。
そして15年が過ぎた時、文と更紗は同じ事件の加害者と被害女児として再会を果たすのでした。
二人だけが知っている真実とは何なのでしょう。