映画『レオン』のあらすじ(ネタバレなし)・みどころ・解説・感想

洋画

日本では1995年3月25日に公開された映画『レオン』。

この記事では、映画『レオン』のあらすじ(ネタバレなし)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『レオン』の公式予告編

《レオン ・予告編》

プロの殺し屋としてニューヨークの街に生きる男と、複雑な家庭環境で育つひとりの少女が出逢います。
2人にはある共通点がありました。
それは、孤独に生きているという点です。
2人はある事をきっかけに寄り添い始め、殺し屋と孤独な少女2人の生活を描きます。
歩んできた道が全く違うものの、孤独を感じながら生きている2人は分かり合えるのでしょうか

映画『レオン』のあらすじ(ネタバレなし)

ニューヨークではプロの殺し屋が暗躍していました。
彼の名はレオンです。
彼は、レストランオーナーのトニーから依頼を受け、殺し屋としての仕事をこなしています。そんな日々の中、レオンはひとりの少女と出会います。
顔にアザを作っている少女マチルダは、家庭内で虐待を受けていました。

マチルダはレオンに自身の置かれた環境を悲観し、大人になっても生きる事は辛いのかと問います。
レオンも偽りなく辛いと答え、2人の親交が始まります。

ある日、マチルダ以外の家族が全員麻薬密売組織のメンバーに殺害されてしまいます。
いよいよ孤独の身となってしまったマチルダですが、レオンに助けを請います。
そしてマチルダは、唯一彼女を慕ってくれていた弟を殺害された事への復讐を果たそうと決意するのでした。

映画『レオン』の解説

1994年に公開されたアメリカフランスの合作映画で、リュック・ベッソン監督にとって、初となるハリウッドでの作品です。

製作会社は当時そこまで注目される作品になるとは思っておらず、意図せぬ大ヒットを生んだ映画となりました。

俳優のジャン・レノ、女優のナタリー・ポートマンは今となっては主役級の役者さんですが、この作品をきっかけにブレイクしました。
特にナタリー・ポートマンは当時13歳であるにも関わらず、堂々としたスクリーンでの演技が高評価を得ていました。

リュック・ベッソン監督初期の作品に、「ニキータ」がありますが、掲げられたテーマとしては同シリーズになります。
監督自身が主役のレオンはニキータに登場した人物の血縁関係にあると公言しています。  

映画『レオン』の見どころ

こちらの作品の見どころは、なんといっても少女時代のナタリー・ポートマンです。
13歳ながら女優としてのオーラが完成されており、美しさも目を見張ります。
演技力も申し分なく、後の大スターとなる事がこの作品を見ると納得です。

そして撮影は実際のニューヨーク市内で行われているのでリアリティ溢れる映像となっています。
一方で室内のシーンはフランスパリにセットが組まれ、撮影されました。

俳優のサミー・ナセリは後に映画「TAXi」シリーズでブレイクしますが、レオンではSWAT隊員として脇役を務めています。
ブレイク前のサミー・ナセリを見られる貴重な機会です。

映画『レオン』の感想

世界的に大ヒットとなったレオンは、殺し屋と数奇な運命を辿る少女との絆にグッときたファンも多かったのではないでしょうか。
決して幸せだと言えない状況の中でも、生きていく上で小さな幸せを見つける事の大切さを教えてくれました。
ナタリー・ポートマンの原点ともいえるレオンは彼女の女優史に大きな影響を与えました。

映画『レオン』の登場人物・キャスト

役名:俳優

レオン・モンタナ -ジャン・レノ
マチルダ・ランドー- ナタリー・ポートマン
ノーマン・スタンスフィールド – ゲイリー・オールドマン
トニー – ダニー・アイエロ
ジョセフ・ランドー – マイケル・バダルコ

映画『レオン』のスタッフ

監督:リュック・ベッソン
脚本:リュック・ベッソン
製作:パトリス・ルドゥー
音楽:エリック・セラ
撮影:ティエリー・アルボガスト
編集:シルヴィ・ランドラ

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