映画『モンタナの風に吹かれて』あらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想

洋画

1998年10月17日に公開された映画『モンタナの風に吹かれて』。

この記事では、映画『モンタナの風に吹かれて』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『モンタナの風に吹かれて』の予告編

広大な大自然、モンタナが舞台です。
乗馬中に事故に遭ってしまい体にも心にも深い傷を負った少女が主人公です。
そして、彼女の愛馬も事故をきっかけに凶暴な性格へと変わってしまいます。
少女の母親は、何とか状況を変えるべく、馬を癒す力を持つ伝説のカウボーイの元を訪れます。
この出会いが、少女たちを変えていきます。

映画『モンタナの風に吹かれて』のあらすじ(ネタバレなし)

13歳の少女(グレース)が主人公です。
彼女は、乗馬中に事故に遭い、親友と自分の右足を失ってしまいます。
そして、彼女の愛馬も事故のショックで、人間に懐かなくなってしまいました。
少女の母は、娘の気持ちを変えるためにはまず愛馬を人間に懐くようにしなければと考え、モンタナで馬専用のクリニックを開業している人物(トム)を訪ねます。
そこで、トムの力で愛馬はどんどんと回復していき、グレースの笑顔も取り戻していくことができます。
モンタナでは、グレースの母とトムとが心惹かれ合うようになり、お互いのその後をどうするかの決断に迫られます。

映画『モンタナの風に吹かれて』の解説

この作品は、1998年5月15日にアメリカで公開された映画です。
日本での公開は、1998年10月17日です。
上映時間は170分となっています。
ニコラス・エヴァンスの同名小説を映画化した作品です。

第71回アカデミー賞主題歌賞にノミネートされ、第56回ゴールデングローブ賞に最優秀作品賞・最優秀監督賞でノミネートされています。
1998年のキネマ旬報で第9位になっています。

監督・製作・主演は、ロバート・レッドフォードで、これが監督第5作品目になります。
ロバート・レッドフォードは、1980年に監督業に進出し、初監督作品は、処女作にも関わらず、アカデミー監督賞を受賞しています。

映画『モンタナの風に吹かれて』のみどころ

モンタナという自然豊かな場所での風景がとても癒されるので見どころとなっています。
人間に懐かなくなってしまった馬を、徐々に気持ちを落ち着かせていき、最終的には、少女を乗せて歩けるようになるのは、感動します。

この土地で、人間も馬も、自然の力を借りながら、少しずつ心の回復をしていくのがわかります。
映像も美しくて、そこに音楽も合っていると感じました。

少女と馬の物語でもありますし、この土地で出会った大人同士の恋愛の話もあり、ファミリー映画でもあり、恋愛映画でもあるという部分が大人も子供も見れる映画だと感じました。

映画『モンタナの風に吹かれて』の感想

主人公の少女が、馬に乗っているシーンがとてもすごいと感じました。
人間と馬との心のつながりや、一度離れてしまった心をどう距離を縮めるかというのを、作品を見ながら感じることができました。

綺麗な景色と、馬との映像でとても癒される作品でした。
身体の回復と違って、心の回復の方法についていろいろと考えることができました。

映画『モンタナの風に吹かれて』の登場人物・キャスト

トム・ブッカー:ロバート・レッドフォード
アニー・マクリーン:クリスティン・スコット・トーマス
ロバート・マクリーン:サム・ニール
ダイアン・ブッカー:ダイアン・ウィースト
グレース・マクリーン:スカーレット・ヨハンソン
フランク・ブッカー:クリス・クーパー

映画『モンタナの風に吹かれて』のスタッフ

監督:ロバート・レッドフォード
脚本:エリック・ロス
リチャード・ラグラヴェネーズ
製作:ロバート・レッドフォード
パトリック・マーキー

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