映画『マイ・ブルーベリー・ナイツ』あらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想

洋画

2008年3月22日に公開された映画『マイ・ブルーベリー・ナイツ』。
この記事では、映画『マイ・ブルーベリー・ナイツ』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『マイ・ブルーベリー・ナイツ』の概要

付き合っていた恋人と別れたエリザベス。
傷ついた心を、カフェオーナーのジェレミーとの会話と、ブルーベリーパイとアイスに慰められます。
それでも彼への気持ちを整理できないエリザベスは、旅に出た先のメンフィスで働きながら、ジェレミーに手紙を書き始めます。

働きながら、悲しい別れや前向きになれる別れと、出会う人との中で少しずつ変わっていくエリザベスと、エリザベスを気にしながら、日常を送るジェレミーの話です。

映画『マイ・ブルーベリー・ナイツ』のあらすじ(ネタバレなし)

付き合っていた恋人に、新しい相手が出来たと知って別れたエリザベスは、彼が行くカフェのオーナーのジェレミーに、鍵を返してくれと部屋の鍵を預けていきます。

鍵を取りに来るか気になるエリザベスが別れた理由が知りたいと話すと、「知らなくていい時もあるし、理由が見つからない事もある」とジェレミーが話して、二人でブルーベリー・パイを食べます。
ジェレミーも、エリザベスの他にも預かっている鍵の思い出話をしたりして、エリザベスが来るのを待つようになります。

元カレへの気持ちを整理する事が出来ないエリザベスは、旅に出ることにします。
メンフィスに来たエリザベスは、眠れないからと昼はダイナー、夜はバーで働き、ジェレミーに手紙を書き始めます。

映画『マイ・ブルーベリー・ナイツ』の解説

「花様年華」や「恋する惑星」などで有名なウォン・カーウァイ監督の初の英語作品です。2007年に制作されました。

主演は、この映画が映画デビュー作になるノラ・ジョーンズです。彼女が信頼し、手紙を送り続けるカフェのオーナーにジュード・ロウが演じています。その他にナタリー・ポートマンやレイチェル・ワイズなど豪華な共演者が出演しています。

第60回カンヌ国際映画祭のオープニング作品として、上映されました。
日本での公開は、2008年3月22日でした。
映画の為に、ノラ・ジョーンズが書き下ろした曲も収録されているサウンドトラックも、発売されています。

映画『マイ・ブルーベリー・ナイツ』のみどころ

特にこのシーンが見どころといった強烈なシーンはないが、全体をとおしてゆっくりと体の中に染み入ってくる映画のような気がしました。

あえて見どころというなら、旅に出たエリザベスが出会ったキャラクター達の、気持ちを整理できずにすれ違ったり喧嘩してたりした後の後悔や、前を向いて生きていこうとする姿、そんなキャラクターたちの気持ちが理解出来るようで、素直に映画に集中することが出来ました。

恋とは限りませんが、気持ちの整理が難しい事はいろいろあって、時にはそこから遠ざかって別の事を考えながら過ごすのも悪くないものだなと思いました。

映画『マイ・ブルーベリー・ナイツ』の感想

正直以前見た時には、幼かったからか、あまり意味が分からなくて、ただ音楽がカッコいいなと思ったくらいで、あまり理解できず印象には残りませんでした。でも今回見直して、ノラ・ジョーンズとジュード・ロウの関係性が素敵でした。

パイを食べているシーンや、泣いているエリザベスを、ジェレミーが静かに抱き寄せるシーン。
手紙を書くエリザベスと、そんなエリザベスを探すジェレミー。

恋人ではないが、お互いが気になり、大切な存在なのだとわかって、いい関係だなと思いました。
そんなお互いが気になって心配しあえる存在には、なかなか出会えないだろうなと、少し二人が羨ましかったです。

映画『マイ・ブルーベリー・ナイツ』の登場人物・キャスト

エリザベス:ノラ・ジョーンズ
ジェレミー:ジュード・ロウ
スー・リン・コープランド:レイチェル・ワイズ
レスリー :ナタリー・ポートマン

映画『マイ・ブルーベリー・ナイツ』のスタッフ

監督:ウォン・カーウァイ
脚本:ローレンズ・ブロック
ウォン・カーウァイ
原案:ウォン・カーウァイ
制作:ジャッキー・パン
ウォン・カーウァイ

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