映画『ベスト・キッド』-1984-あらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想

洋画

1984年にアメリカで公開された映画『ベスト・キッド』。
この記事では、映画『ベスト・キッド』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『ベスト・キッド』の予告編

空手をまったくやったことのない少年・ダニエルは、嘘がばれて友達を失い、不良少年・ジョニーからいじめられる毎日。
そんなダニエルを介抱してくれた、アパートの管理人・ミヤギ。
ミヤギは空手の達人であり、ダニエルはそんな彼から空手を教わります。
ジョニーを見返すために、日々稽古に励むダニエル。
そんなダニエルを描いた、青春ストーリー作品です。

映画『ベスト・キッド』のあらすじ(ネタバレなし)

高校生のダニエルは、母親の仕事の関係でカリフォルニアに引っ越してきました。
ダニエルと母親は、日系人のミヤギが管理人を務めるアパートで新生活をスタートさせました。
すぐに友達ができ、アリという優しい少女とも出会います。
順風満帆かと思えた新生活ですが、ある出来事でそれは一変します。
ダニエルは周囲に「自分は強い」と豪語しているのですが、実は空手など格闘技をしたことがありません。
ある日、不良少年・ジョニーから復縁を迫れていたアリ。
そんなアリを助けるためにジョニーと戦うことになったダニエルは、あっさり負けてしまい、これをキッカケにいじめられるようになってしまいます。

映画『ベスト・キッド』の解説

1984年にアメリカで公開された映画作品です。
少年が空手を教わり成長していく姿を描いた青春ストーリーで、続編も製作されるほどの人気作品です。
2010年に公開されたリメイク版は、空手がカンフーになり、ジャッキー・チェンが出演したことが話題になりました。
今作は、主演のラルフ・マッチオや、ミヤギ役のノリユキ・パット・モリタにとって代表作のひとつといえます。
最初はミヤギ役を三船敏郎さんにオファーしていたという裏話があります。
紆余曲折ありましたが、オーディションで決まったノリユキ・パット・モリタが、結果的に適役で、続編にも出演しています。

映画『ベスト・キッド』のみどころ

周囲に見栄を張って嘘をついていたダニエルにも非がありますが、いじめを打破するために空手に励むダニエルの姿は必見です。
アパートの管理人・ミヤギが、実は空手の達人で、弟子入りをするダニエル。
まるで少年漫画のような青春ストーリーが、スムーズにその世界に引き込んでくれます。

空手を軸に、ダニエルが成長していく姿は、自然と応援してしまいます。
なにより、師匠・ミヤギの独特な稽古内容がインパクトがあり、必見です。
ひたすら正拳突きなどするのではなく、ワックスがけやペンキ塗りなど雑用ばかり。
一見こき使われるダニエルと思ってしまいますが、実は基礎反復練習という意外性に驚かされます。

映画『ベスト・キッド』の感想

嘘により信頼を失い、いじめられる主人公が空手を通して成長していく青春ストーリーは、爽快感があります。
作品の舞台はアメリカですが、そこで空手がメインに登場していることは、シンプルに嬉しさを感じます。
師匠・ミヤギの稽古は独特で、とても印象に残ります。

映画『ベスト・キッド』の登場人物・キャスト

ダニエル:ラルフ・マッチオ
ミヤギ:ノリユキ・パット・モリタ
アリ:エリザベス・シュー
ジョニー:ウィリアム・ザブカ

映画『ベスト・キッド』のスタッフ

監督:ジョン・G・アヴィルドセン
脚本:ロバート・マーク・ケーベン
音楽:ビル・コンティ

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